女は悔しそうに唇を噛んで下を向いたと思ったら、顔を上げてさっきと同じ薄笑いを浮かべた


か「…とりあえず、話の続きは今日の放課
  後、屋上でしましょう。私、優等生なの
  体育館の時間をサボっちゃマズいで
  しょ?」


それだけ言うと、背中を向けて歩き出した


が、途中で停まって振り返って来た


か「ああ、屋上には1人で来てね。それと…
  今日のこと、私達だけの秘密ね。バラ
  したら何するか分からないから」