か「欲張りだね。でも、良いよ。特別に教え
  てあげる。西堂君だから特別なんだ
  よ?」


女の馬鹿にした様な口振りがかんに障る


輝「光栄だね」


か「だけど、今は教えてあげない」


輝「今、教えて欲しいな。僕は特別なんだ
  ろ?」


そう言うと、何故か女の表情が曇った





か「そうだよ。私にとってあなたは特別な
  の……なのに……どうしてッ」