顔を上げると、前から数十人のお姉様達を連れた輝が歩いて来るのが分かった こりゃまた随分なことで あの数のお姉様方に睨まれるなんてまっぴらごめん 落ち着くまで隠れてよう……汗 そう思って立った瞬間 パチッと輝と目があった するとさっきまでの不機嫌そうな顔とは一変して愛しそうな顔になる それに気づいたお姉様方も自然と私と目が合うわけで……