あたしは南の向かい側に座った。 前をみると… 顔が近い!! 南の顔があと15センチくらいでくっつきそう… 「七海?」 赤くなってるあたしを南が呼ぶ。 南の声が馬車に響いていつもより低く聞こえる。 「あぁっ!なんでもないからっ!」 「ふ〜ん…ならいいんだけど…」