図書館彼氏【短編】

翌日。


また会えるなんて思わなかった。

でも君はたしかにそこにいた。



「よっ!」


「む、村谷君!?」


「颯斗でいいよ!さぁさぁ、自分の机だっけ?お座りくださいな」


「う、うん。てか、なんで?」



うん、なんで?

なんでまた会えたの?

だって、私が毎日図書館来るって限らないじゃん。



「なんでってなにが?」


「だから、村谷「颯斗って呼んで」


「あ、うん。わかった。颯斗がなんでいるの?」


「なんででしょう?ていうか、いたらダメなの?」


「別にそれはいいけど……」



まぁ、いてもおかしくないよね。

毎日図書館来てる人だっているんだし。