図書館彼氏【短編】

翌日。

「よっ!」


「なんか会うの当たり前になったね」


「だな。ははっ。………あ!今日は梨沙にはなしたいことがあって……」


「話?」


「そう。昔の頃のはなしとかもあるかな」



そう言ったら梨沙は頭の上に?があるような顔していた。

そりゃ、そうだよな。

いきなり昔の頃とか言われてもわかんねぇよな。


「まぁ、椅子に座れ」


「あ………うん」


「まず、言いたいことは俺と梨沙は昔会ってるということ」


「うん……………って、え⁉︎」



ちょっといきなりすぎたか?

まぁ、どのみちわかることだしいいか。



「いきなりすぎてごめんな。会ったのは………たしか小1ぐらいの頃だったと思う」


「………あ」


「あ、思い出した?」


「んー………たぶん」