「そこ私の机……」
「え?あ、そうなの!?ごめんごめん」
「別に大丈夫です」
さっき座っていた男子が立ったあと、私は座って本を読み始めた。
………本を読み始めたけど、ものすごく視線が気になった。
そう、さっきの男子が私の前に座り、じーっと私を見つめていた。
「な、なんですか」
「いや、あのさ、名前聞きたい」
「名前?別にまた会うわけじゃないので名前なんて教える意味ありません」
「冷たいな〜。いいじゃんか」
もう会わないかもしれない人に名前なんて聞くの?
絶対意味ないよね。
この人はなにがしたいの?
「じゃあ、俺からでいいや。俺は村谷颯斗(むらたに はやと)。よろしくな!」
てか、この人勝手に自己紹介始めちゃってるし。
よろしくって言われても……。
でも、なぜか名前を覚える私。
たしか村谷君だったけ?
覚えちゃったよ……。
「え?あ、そうなの!?ごめんごめん」
「別に大丈夫です」
さっき座っていた男子が立ったあと、私は座って本を読み始めた。
………本を読み始めたけど、ものすごく視線が気になった。
そう、さっきの男子が私の前に座り、じーっと私を見つめていた。
「な、なんですか」
「いや、あのさ、名前聞きたい」
「名前?別にまた会うわけじゃないので名前なんて教える意味ありません」
「冷たいな〜。いいじゃんか」
もう会わないかもしれない人に名前なんて聞くの?
絶対意味ないよね。
この人はなにがしたいの?
「じゃあ、俺からでいいや。俺は村谷颯斗(むらたに はやと)。よろしくな!」
てか、この人勝手に自己紹介始めちゃってるし。
よろしくって言われても……。
でも、なぜか名前を覚える私。
たしか村谷君だったけ?
覚えちゃったよ……。