「キミ、いつもここから
俺たちのこと見てるけど、
何してるの?」
え、俺たちってことは陸部?
しかも今、いつも見てるって……
「え、あ、あの……
えっと…ごめんなさいっ」
「いや、別に謝らなくても
いいんだよ。」
「………」
「なんでここから見てるの?」
「これ…」
「ん?スケッチブック…」
ペラペラペラ……
「りゅうだ。」
「あの…気持ち悪いですよね。
こんなことして……」
「そんなこと…ない」
「え……?」
「絵、上手いし、
りゅうが羨ましいよ!」
「ほんと…ですか?」
「おう!あたりめーじゃん」
「あ、ありがとうございます!」
「うん、よろしくな。ゆあちゃん。」
「えなんで私の名前…」
「これ。この絵に
ゆあってサインしてある」
「あー。そういうことですかっ」
「ってか、なんで敬語なの?」
「あ、いや…その……」
「俺たち同学年なんだから
タメでいいじゃん。」
「う、うん。」
「嫌…かな?」
「ううんっそんなことない!」
「そっか。よかった」
彼は嬉しそうに
にっこりと笑みを浮かべた。
これが、彼との出逢いだった。
俺たちのこと見てるけど、
何してるの?」
え、俺たちってことは陸部?
しかも今、いつも見てるって……
「え、あ、あの……
えっと…ごめんなさいっ」
「いや、別に謝らなくても
いいんだよ。」
「………」
「なんでここから見てるの?」
「これ…」
「ん?スケッチブック…」
ペラペラペラ……
「りゅうだ。」
「あの…気持ち悪いですよね。
こんなことして……」
「そんなこと…ない」
「え……?」
「絵、上手いし、
りゅうが羨ましいよ!」
「ほんと…ですか?」
「おう!あたりめーじゃん」
「あ、ありがとうございます!」
「うん、よろしくな。ゆあちゃん。」
「えなんで私の名前…」
「これ。この絵に
ゆあってサインしてある」
「あー。そういうことですかっ」
「ってか、なんで敬語なの?」
「あ、いや…その……」
「俺たち同学年なんだから
タメでいいじゃん。」
「う、うん。」
「嫌…かな?」
「ううんっそんなことない!」
「そっか。よかった」
彼は嬉しそうに
にっこりと笑みを浮かべた。
これが、彼との出逢いだった。

