比奈サイド





昨日の夜、拓也お兄ちゃんが





私が作った夜ご飯を誉めてくれた。





私は、すごく嬉しくてしょうがなかった……。






それと同時に、切なさが





襲ってくる……。





もしも、義兄弟じゃなかったら、





毎日、彼女として拓也お兄ちゃんに





つくってあげられるのにと……。