アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】

「お兄さん!!いきなり話が急展開しすぎです。私のプライドをかけた戦いはなんだったの?」


お兄さんを彼氏役にと考えていたけれど、どうしてお父さんの友人か知人か知りませんんけど、そんな訳がわからない人を紹介して貰わないといけないの!?

お兄さんが(犠牲)彼氏役を1日してくれればいいだけなのに。


「桜子が悪い。初めっから、親父に頼んでおけばよかったんや。俺も今きがついたことやし」


「気がついくの遅いです。もう、お父さんに頼むしかないんですね・・・」

「諦めろ、桜子。大丈夫や!親父の知り合いに某外国人俳優がいるぐらい顔が広いさかいに。いい男がきっと見つかるはずや」


「お父さんって知り合いの人が多いんですね、本当に何者なんだと疑ってしまうほどですけどね」


「よっしゃ!そうなったら親父に頼みにいくでー桜子」


「はい!!もうしかたがないので、お父さんだけが頼りです!」





バーーーン!!!