アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】

お兄さん完全に何かノリノリじゃないですか。

まあ、乗り気じゃないのよりはいいんですけど。


「今日のお昼に待ち合わせしてるんで。それで、ダブルデートだったりするんですよ・・・」


「は?!桜子な、何を言うとるんやー!メリアンはんは、俺に会いたいだけなんやろが?」


いいえー本当は違うんですよね。隠してた訳じゃないけど、メリアンのダーリンさん何やら最強らしいから。


私が意地を張って私の『ある意味・最強の彼』を紹介てか、見せます!!て言ってしまったんだなんて。


お兄さんにまた、キッツイ突っ込みを入れられそうだったからな。

だから、一部話改ざんして話。頼み事したんだよ。


「大丈夫です!お兄さん位の人はなかなかいませんから。何たって、えーと天才?でしょ」