アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】

次の日


学校の帰りに、近所の河川敷で人であふれている。


この人だかり、野次馬かな。


事件か何かあったの、もしかして。



気になった私は人ごみの中を通り抜けて、


河川敷の下の方を見た。



するとそこでは、ドラマの撮影なのか


カメラや照明、スタッフや役者らしき人など、


何十人かの人がいる。




その中に、あれは!陽菜と力也だ。