手を繋いで、駄弁って、映画見て、千代に、やっぱり翔くん目立つなぁ。なんて言われたりして、ムチャクチャ楽しかった。

でも、いつかは変装なしで学校でも堂々としてたいな、って思ったのも本音。



彼女の家の前まで送り届ける。

「絶対全国行くって約束する」

差し出した小指に千代の小さな小指が絡む。

「うん、私、絶対応援いくね!」

キスをして、また月曜日にと手を振って俺は自転車に股がった。

彼女の存在は、バスケに対してもやる気を更に与えてくれるらしい。カッコイイとこ見せなきゃと、気合いが入った。


きっと、君の前で翔んでくようなダンク、決めて見せるから!