『一年S組の柴咲凜桜さん、鮫島愛莉さん、不動奈緒さん。 この三名を生徒会の補佐に任命し生徒会執行部に迎え入れます。』 その言葉にザワザワと生徒たちが騒ぎ出す。 しかし、そんな声さえあたしにはどうでもいいことだった。 まさか…ここまでやってくれるなんてね。 本当に面白い奴だ。 そう思いながら誰にもバレないように笑みを浮かべた。