天才ガールズVS不良ボーイズ





「凜桜!!」

遠くで二人の叫び声が聞こえる。

「なぁ、なんのゲームなんだよ。」

耳元で低く囁く声。

女が好きそうな声だな…と一人で考えていた。

「お前に関係があるのか?暁の総長さん。」

「面白い女だな。この状況でも平常心か?」

そう言って首を掴んでいる腕に力がこもる。


「面白いのはお前もだよ。」


そう言って思いっきり肘を思いっきり鳩尾に入れた。