中からは騒がしい男たちの声。 バイクを数えれば24台。 大体多くて40人弱。 これじゃあ10分もいらないな…。 骨があるやつならいいんだけど。 そう思いながらバックから鈍色の球体を取り出す。 これは、特殊な物質でできた球体。 軽いのに、これを投げればコンクリートも壊せる。 それを手のひらで転がしながら笑みを浮かべているとふたりが帰ってきた。