~凜桜視点~




街に着くと街はネオンに輝いていた。

それに小さく笑みを浮かべて一歩踏み出す。

「確かに、少しピリピリしてるね~。」

「そこらじゅうに男がうじゃうじゃと…。」

愛莉はそう言って笑みを浮かべ、奈緒は眉を寄せた。

見ればたくさんの不良が周りを見張っている。



「楽しそうじゃん。」



あたしはそう言うと二人を横目で見た。