「頭に入れたか?」 「うん。」 「大丈夫だよ~!」 あたしがそう言うとふたりは笑みを浮かべた。 「それじゃあ、これからのこと言うよ。 ここについたらまず逃げられないように倉庫を外から施錠する。 これは一分以内。終わったら乗り込む。 ほか族に嗅ぎつけられたら面倒だから10分で終わらせる。」 そう言うと、二人は頷いて笑みを浮かべた。