「ずっと、待っててあげたんやでー」
「えっ….」
「寒くて死ぬかと思ったわ。」
と言い近づいてきた。
「来ないでっ!!!」
私は、叫んだ。
「…ごめんって。」
「っ…」
なんなの…急にそんな顔。
優しい顔をして…
突き放したり、近づいてきたり…
この顔と行動で、何人の女の子を落としてきたのだろう?
「ひなちゃんっていつから駆と仲良いん?抱きあってる所見ちゃったんやけど?
いつからそんな関係になっちゃったん?」
「…どんな関係って…ただの友達だよ…」
「へー、良かったぁ。
もし、特別な関係やったら嫉妬でひなちゃんの事めちゃくちゃにしてたわ」
すごく、低い声…
怖い………
