「うっ…」
小池くんは言葉をつまらせた。
「あっ…の…？小池君？」
…すごく顔色が悪い。
「っ、ごめ…まだ話の続きがあるんだけど…」
「っ！もう、いいよっ！
話の続きはまたいつか…」
「…じゃあ、そうする。
ごめん…」
「…いいよ。今日は…もう帰ったら…？」
「うん、帰る…送ってやれなくてごめんな。」
「…うん。気をつけて…ね」
「…ひなもなっ」
と言いニッコリ微笑んで帰っていった。
…イカれてたの？
なんで…なにがあったというの…？
今の小池 駆からは想像ができない。
イカれてたなんて…
なんだか…
小池 駆の過去を知っていくたびに、
ーーー心がすごく痛いよ…。
