またある日は…






お昼ご飯の時に、





「ひーなぁー!!!!」





ーガバッ






「きゃっ!」







「聞いてよっっっ!




ナツがおれの卵焼き食ったの!」





小池 駆はいきなり後ろから私に抱きついてきた。






「へっ!?


そっ….そんなの知らないよっ!


てゆうか、離れて欲しいですっ…!////」






みっ、皆….変な目で見てるしっ…





「おっ!


ひなの弁当にも卵焼きあるじゃん!


ちょーだい?」





「えっ?


いっ…嫌だよっ!



わっ、私も卵焼き大好きだもん…」





「なら、くれるまで離さないしっ!」




小池 駆はさっきよりも強く抱きしめてきた。







「えろーいっ!」



「いちゃつくんだったら廊下行けよなー!」




クラスの男子たちがちゃかしてきた。








あああああ…


だめだめだめだめっ!





早く離してもらわないとっ…!