スターチス。


「はぁ…」


遊園地にいる子供がだんだんと帰っていってる。

そろそろ夕飯の時間なんだろう。


暗くなってきたしね。




私は小池くんがジュースを買ってきてくれてる間、ベンチでゆっくり休んでいる。



私達はほとんどのアトラクションに乗ったと思う。


でも私はずっと観覧車の事ばかり考えていた。





本当に乗るのかな…?


とか


何、喋ろうかな…?


とか。



それと、舜也くん…



さっきから舜也くんからの着信がすごい。


今さっき見て30回ぐらい舜也くんからの着信が…



「怒られちゃう…」



「誰に?」



「わっ!」


「ははっ、独り言?ほいっ、水でいい?」



小池くんだった。




「うん、ありがとう」


「これから何乗るー?」


「えっ…」


「もう全部乗り尽くしたしなぁー


あとは…観覧車…だけか?」


「そっ、そうだねっ…」



「うしっ、観覧車の中でちょいと世間話でもしよーぜっ!」


と言い小池くんは飲み干した缶ジュースをゴミ箱に入れ私の手を握った。


「えっ…!?///」



そのまま私は観覧車に強制連行された。