「やっぱり、さやかのこのツッコミがないと、俺の人生張り合いないわ」 「なーに言ってんの。あーあ、シチューがぁ…」 「まぁ、気を落とすなって。よし、変わりに焼きそば作ってあげるよ」 私は、焦って止める。 「いーよ、あたしがパスタ作るから、あっちでテレビでも見てて」 「じゃぁせめて洗い物を♪」 洗い物?冗談でしょ!? 「いーから、向、こ、う、いっ、て、て!」 のぞむを強引に台所から押し出した。