次の日、大学のサークルで、のぞむはまだポン太について討論していた。 「なに、のぞむペット飼ったの?」 突然の事に、里奈も驚いていた。 「世話できるの〜?」 のぞむと同じ二年の舞子が、茶化す。 「できるって」 ムキになってるのぞむは、幼いけど、なんだか可愛い。 「でもさやかの方が懐いてるんだよね」 「いーじゃん、そのうちのぞむにも懐くって」