「…」
固い表情で首をかしげる香織。里美は話しを続けた。しかし香織は一点を見つめるだけで返事をしなくなった。
「どうしたの? 青い顔して」
「…」
返事が無い。
里美は顔を覗きこむようにして声をかける。
「香織?」
「…」
「香織!」と香織の肩をポンと叩いた里美。
香織はハッと我に返った。
「え? え?」
「え?…じゃない。どうしたの?」
「あ、いや! 何も無いよ! 後藤君の事、諦める?」
「そうするしか…、ないよね」
固い表情で首をかしげる香織。里美は話しを続けた。しかし香織は一点を見つめるだけで返事をしなくなった。
「どうしたの? 青い顔して」
「…」
返事が無い。
里美は顔を覗きこむようにして声をかける。
「香織?」
「…」
「香織!」と香織の肩をポンと叩いた里美。
香織はハッと我に返った。
「え? え?」
「え?…じゃない。どうしたの?」
「あ、いや! 何も無いよ! 後藤君の事、諦める?」
「そうするしか…、ないよね」


