人間の不幸を蜜として好む魔女の1人である事を里美は知っていた。
本とかで読んでいただけだから、実際に本物を目の当たりするのは全く初めて。
思わず興奮する里美である。
「結構、キレイだよね椿ちゃん…。いや…ミーディア」
東洋人系の姿をした美女で有る事を里美は知っていたが、本に載っていた通りの姿と認識したようだ。
「ありがとう里美。お礼しちゃうね」
「お礼?」
「私たち魔族人は恩は必ず返すと言う信念を強く持っているからね」
「…」
「先ずは立って見て」
里美はミーディアに言われるがまま腰を上げ、近くの姿見の前で鏡面に向って立った。
背後から呪文らしきものを唱えるミーディア。
本とかで読んでいただけだから、実際に本物を目の当たりするのは全く初めて。
思わず興奮する里美である。
「結構、キレイだよね椿ちゃん…。いや…ミーディア」
東洋人系の姿をした美女で有る事を里美は知っていたが、本に載っていた通りの姿と認識したようだ。
「ありがとう里美。お礼しちゃうね」
「お礼?」
「私たち魔族人は恩は必ず返すと言う信念を強く持っているからね」
「…」
「先ずは立って見て」
里美はミーディアに言われるがまま腰を上げ、近くの姿見の前で鏡面に向って立った。
背後から呪文らしきものを唱えるミーディア。


