「路地?地下?そんな次元にあると思うかい?ふつうの方法じゃ見つからないね。一番端のゲートから入って、どんぐりを手に入れて、ドーナツと交換して、ドリンクを口にでもしない限りは。」

ぜんぶやった気がする。

「は~い、そういうことで、いってらっしゃ~い」

ジェットコースターとコーヒーカップに、同時に乗ったような感覚がした。