「どうして謝るの?」
「あたし、亜美は自分が守らなくちゃだなんて思ってた。えらそうに……」
「そんなことないよ。いつもすっごく有り難いよ。
滅多にこんな風になれないから。
今日は三年分くらい暴れちゃった」
それでもうなだれているあたしに、
「ねえ、茜ちゃん」
亜美はあたしと視線を合わせていった。
「茜ちゃんが私を助けてくれるから、私はいじめられても学校に来られてるし、
すごく感謝してるよ。でも、茜ちゃんが倒れた時、心を入れ替えたの。
茜ちゃんが私を守ってくれるぶん、私だって茜ちゃんのことを守るんだ!って。」
そういう亜美は、とても頼もしく、輝いて見えた。
心強い気がした。
「うん。わかった。じゃあ頼りにするよ」
「まかせて」
今日からは亜美のことをちゃんと見よう。
「あたし、亜美は自分が守らなくちゃだなんて思ってた。えらそうに……」
「そんなことないよ。いつもすっごく有り難いよ。
滅多にこんな風になれないから。
今日は三年分くらい暴れちゃった」
それでもうなだれているあたしに、
「ねえ、茜ちゃん」
亜美はあたしと視線を合わせていった。
「茜ちゃんが私を助けてくれるから、私はいじめられても学校に来られてるし、
すごく感謝してるよ。でも、茜ちゃんが倒れた時、心を入れ替えたの。
茜ちゃんが私を守ってくれるぶん、私だって茜ちゃんのことを守るんだ!って。」
そういう亜美は、とても頼もしく、輝いて見えた。
心強い気がした。
「うん。わかった。じゃあ頼りにするよ」
「まかせて」
今日からは亜美のことをちゃんと見よう。


