不思議と、 魔法が自分の中に住み始めるのを感じた。 じんわりと、私の体が受け入れていく。 新しい友達のように。 「トキヤには過去の魔法を」 いつのまにか、魔法陣のようなものが私たちの足元に浮かび上がっていた。