「トキヤ、アカネ」

七人の中でもひときわ年寄りの、長老のような魔法使いがやって来た。

瞬也はなぜか緊張している。

「君たちは願いを書いた。

文章に書いたということは、それだけでもう、既に効力を発揮しているものだ。

魔法は既に始まっている。

トキヤ。」