好きになってはいけないヒト

教室につくと早速真美が話しかけてきた。



「咲‼遅いよ〜昨日ね‼あの後これ買ったんだー」




真美の手にはハートの半分のストラップ。





二つくっつけることのできるカップル用だろう。





「よ…よかったね…」




もう、笑うことすらできない。





「咲⁇どした⁇」




心配そうに私の顔を覗く真美。





「朝から調子悪くて…保健室いってくるね…」




これ以上聞いていられなくてついた嘘。






「大丈夫⁈ついていこうか⁇」




「大丈夫だよ…」







これ以上真美といたら…




涙が溢れそうになるから。