〜翌日〜

昼休み


「はあぁ、授業から解放されるね、あすな」




「頭いいくせに、良く言うよ」




「あすなだって学年4位のくせに!」




「あんたは1位でしょ」




私たちは、他愛のない話をしていた




昨日あった人と、あすなの初恋の人が来るとは知らずに




「でさぁ、あすな…」








「「「「「「「キャアアアアアアアアアアアアア」」」」」」」






なんなのよ、この黄色い歓声は






気を取り直して…




「うん、ごめん、でさ、あすな…」






「「「「「「「キャアアアアアアアアアアアアア」」」」」」」





もうっ、誰よ!私の話の邪魔をするのは!