「えー!そうなんだ!」 それだけ言って私は自分の席に戻った。 ほんとは今すぐに泣きたかった。 でも、泣いたら皆に知られることになる。 たむちんのことが好きだってこと。 そしたら噂になって千鶴にもたむちんにも ばれることになる。 そんなことで二人の関係に亀裂が入ってしまったら…。 そう思うと泣くなんて出来なかった。