私の中で、 何かがプッツンと切れたのが分かった。 「ちょっと~、馬鹿七穂がクツクツ黒く笑いながらシャーペン折ってるんだけど…」 「あの馬鹿頭の中、面白い展開になってそうだね…」 「そろそろ意味不明な男にもイライラしてたし、進展の期待アリ!?」 「アリアリでしょ~」 「「ひゃっほ~」」 私の隣で、ひそひそ声の親友たちはそんな話を繰り広げてハイタッチをしていた。