やっぱり、あっくんだった。


『うん。ごめん』



この二言は瞬時に理解ができた。


ごめんって…。





『謝らないでっ!私のほうが悪いんだから!』




なにいい女ぶってんだ私。


でもこんな風に言わないとやってらんなかった。

ほんとはめちゃくちゃ怒りをぶつけたいのに。




私はずっとあっくんが好きだったよ。

今も好きだよぉ……。





10ヶ月間の思い出が蘇ってきて、

やっとのことで涙がでた。



終わったんだなあ。



結局、私は強がった女のまま、この恋は終止符を打った。