「だねっ」


 美羽はそう言ってくれた。



「そういえば佐奈恵のところもクラス通知届いた?」



「あ、うんそういえば…」




そういって取り出したクラス通知。わたしはB組と書いてある。




「おつB組ジャン! わたしもだよ!」



「まじ!!??」




二人で抱き合って喜んだ。本当にうれしかった。



行く途中に彼女はいろいろなことを話してくれた。



一つ目は花純町に住んでいること。私もだったから一緒に登校下校しようと約束をした。

二つ目はメアドと電話番号とFINE(SNS)


そして三つ目


「えぇぇぇぇぇえ!!」


美羽彼氏がこの学校の生徒だということ。これまでずっと遠距離恋愛で我慢していたという。



「よかったね…美羽!」



「うん!いっぱいラブラブするしー浮気させないしーww」



 美羽は幸せそうにそう語った。