クスクスと笑うと、晶は怪訝そうに彼女を見る。
そんな、彼の様子がまたおかしい。早恵は、口を開いた。
「あなたって、確かこれ好きですよね?」
「…え!?なんでバレてるの!?」
あからさまに動揺しだす。そして、早恵をまじまじと見つめて、問いかける。
「…君、名探偵…?」
さすがに我慢の限界である。
忍び笑いから、ふつうの笑いになってしまった。
「前、話してたじゃないですか。甘いもの好きだって。それに、サークルの時いつも持ってきてたし。」
「…ああーー!!」
一瞬固まってから、叫びだして、「あーあ」と言いながら、そのまま座り込んだ。
「かっこ悪ぃー…」
「詰めが甘いんですよ。」
と言うと、早恵を恨めしそうに睨んだ。
睨むといっても、もともと優しい顔立ちのせいか、困り顔になっているが。
そんな顔されたら、もっといじりたくなるじゃないか。
「私これどう受け取ればいいですか?」
「…意地悪だなー。」
ふはっ、と笑い「バレてるよね。」という。
「今度、ご飯でも食べにいきませんか?」
「はい。」
早恵は、満面の笑みを浮かべた。
この時、詰めが甘く、優しい彼のことが好きになるだろうなと確信があった。
その後何回か遊びに行き、3度目に遊びに行ったとき、付き合いたいという言葉があり交際が始まり、何もなかったわけではないが、なんとか乗り越えた。
そんな、彼の様子がまたおかしい。早恵は、口を開いた。
「あなたって、確かこれ好きですよね?」
「…え!?なんでバレてるの!?」
あからさまに動揺しだす。そして、早恵をまじまじと見つめて、問いかける。
「…君、名探偵…?」
さすがに我慢の限界である。
忍び笑いから、ふつうの笑いになってしまった。
「前、話してたじゃないですか。甘いもの好きだって。それに、サークルの時いつも持ってきてたし。」
「…ああーー!!」
一瞬固まってから、叫びだして、「あーあ」と言いながら、そのまま座り込んだ。
「かっこ悪ぃー…」
「詰めが甘いんですよ。」
と言うと、早恵を恨めしそうに睨んだ。
睨むといっても、もともと優しい顔立ちのせいか、困り顔になっているが。
そんな顔されたら、もっといじりたくなるじゃないか。
「私これどう受け取ればいいですか?」
「…意地悪だなー。」
ふはっ、と笑い「バレてるよね。」という。
「今度、ご飯でも食べにいきませんか?」
「はい。」
早恵は、満面の笑みを浮かべた。
この時、詰めが甘く、優しい彼のことが好きになるだろうなと確信があった。
その後何回か遊びに行き、3度目に遊びに行ったとき、付き合いたいという言葉があり交際が始まり、何もなかったわけではないが、なんとか乗り越えた。

