考えていると1年の発見。




口止めしないと。





「何年生⁇」





いつもの清純スマイルで聞く。





「あ……1年です‼」




赤くなる少年。




チョロいチョロい。




「どこ中⁇」



続けて優しく質問。





「央華です‼」






いた。




「お名前はっ⁈」



名前ねぇ…






「私⁇華澄。岡部華澄。」





私は中学の四天王のNo.1だったから中学では有名だった。





名を知らない人はいなかった。






「えっ⁈⁈」





顔が青くなる少年。






「小僧。わかってるだろうけどバラすようなことしたらー…どうなるかわかってんだろうな…⁇」




さっきの清純スマイルの面影などない中学時代の顔になる。



「ひっ‼わ……わ…わかってます!!!!」




「わかってるなら……いいのよ⁇」



ニヤッと笑ってその場を離れた。