空き教室で、メイクとヘアセットをしていた。



「華澄。お前また違う男とデートか。」



涼介が言った。





そう、私はこの頃違う男を引っ掛けては利用してぽい。





この繰り返しだった。




「そうよ。あんたたちみたいなバカとは違ってちゃんと考えて動いてんのよー」




「ひぇ〜女って怖えな‼」




ひかるが呑気に笑う。





「頭使って動かないと、レベル低いバカに絡まれるわよ。」




そう言い残して教室をでた。