縛り付けたい

縛られたくない

そんな葛藤

くだらないだろう

誰かは笑った

誰かは軽蔑した

僕は君がすきだよ

“束縛は愛のかたち”

そんなのきれいごと

本当はただ

自分の小さな

プライド

守るためだった

君は気付いていた

だからこそ

意地になっていた

縛り付けたい

縛られたい

君の余裕が

僕のプライドに

火を付けたんだ

束縛なんて

意味がないもの

知っているけど

だからこそ

君を僕のものに

したいなんて

子供なのかな

見えないロープが

僕を駆り立てる

僕を縛り付ける

意味なんて

なくていい

僕にとって

やっぱり

束縛は

愛のかたち

もっと僕を

縛り付けてよ