今宵一人になると

知らずに僕は帰る

遺された手紙の中に

悲しみ溢れている

後悔なんてない

冷たいと思われても

いずれ来ると

わかっていた宿命

孤独は嫌いじゃない

諦めが肝心だと

心にいい聞かせた

月が思っていたよりも

近くに見える窓辺に

ひじを突き

明日のことを

考えてみる

君のいない明日なんて

わからない

大切なものを失った

今更気付いてしまった

月が僕を嘲笑してる

今宵の暗さは

きっと異常だ

もし電話をしても

きっと君は

出てくれない

やるまえから

諦めるあなたが嫌いと

言われた記憶が蘇る

僕は一人じゃなにも

出来ないくせに

意地っ張り

かえってこいよと

言える素直な

口が…

ほしい…