一生一緒にいようね

ずっと君だけを

愛してる

そう誓ったはずの

君とはもう

会えないんだ

僕は最低になった

好きなのに

好きなのに

別れを告げた

泣き崩れる君は

“なんで”と何度も

呟いた

ゴメンね

僕は弱いみたい

愛してるよ

ずっと愛してる

それだけじゃ

だめなことも

あると知ったんだ

君は悪くない

悪いのは

弱い僕

それでもこれだけは

わかっていて

ずっと変わらずに

君の幸せを

願っているんだよ

3年後の記念日

結婚しようよと

少ない金をはたいて

買った9号の指輪

嬉しそうに

左手の薬指に

つけて微笑む

君を忘れない

別れっていつしか

簡単にやってきて

しまうものなんだと

わかっていた

はずなのに

どうしてこんなに

胸が苦しいんだろう

湘南の海から

夕日に向かって

その指輪

投げ出してよ

僕との想い出全て

投げ出してよ

過去にしてよ

悲しいけど

しかたないことなんだ

僕が悪いと

ちゃんと

わかっているよ…

君を幸せに

することが出来るのは

僕じゃなかったみたい

“そんなの

勝手に決めないで”と

怒る君が

目に浮かぶけれど

もう決めたから

さようなら…

未練と想い出の狭間を

君はまだ知らないだけ

そう願うよ