もうすぐ

あの季節がやってくる

寒さに

負けそうになったとき

そっと差し延べた

手から感じた

君の暖かさ

そう…あの季節が

今年もやってくる

Illuminationが照らす

町並みに

寄り添い肩を埋める

若い男女

あつい心が

伝わる度…

寂しくなって

嫌いになる季節

確かにそんなことを

していた時もあった

ねぇ…

Illuminationが

綺麗だよ

だけど君はもう

俺の女じゃない

なんのために

Illuminationは

光っているの?

もう…

君の寝顔も

君の肌も

遠い記憶を

辿ってみても

僅かに覚えているだけ

Illuminationが

綺麗だよ

そんなの俺には

関空ないものなんだね

23

俺にとって

ただの日なのに

23

忘れられない

君との

思い出が詰まった日