目を覚ませば

ベッドの中

当たり前過ぎる毎日

一人で寝るのはもう

飽きたよ

そんな時に君が

現れた

同じベッド

潜り込んで

ただ刺激だけを

求めた

疲れ果てて

いつしか

眠りについた

夜中にふと

目を覚ますと

君は窓辺にたってた

凛々しいわけでは

ないけれど

なぜか心強い

背中をしていた

そんな君の

タバコを持つ手が

恋しい

私を包んだ煙が

君の匂いと重なった

この匂いを嗅ぐ度に

君を思い出すだろう

もう会うことなど

ないだろう

君のことを…