「奈那!!ホームランだ!!!走れ!!」 ハッとした私は、グラウウンドのダイヤモンドを駆け抜けた。 ホームベースに帰って来た瞬間、玲香が抱きついて来た。 「奈那!!すごいよ!!同点だよ!?私たち!!」 うそ.......。