そんな医者から視線を外し、おばさんは俺を見た。 「駿くん....。一緒に聞いててもらえないかしら。」 「え....」 「無理ならいいわ。でも、あなたが今、一番奈那に近い存在だと思うから。あなたにも、聞いてもらわなきゃって思うの....。」 そう言って、苦しそうな顔をするおばさん。 「俺が力になれるなら、ぜひ一緒に聞かせてください。」 おれは出来るだけ強い声で言った。