おばさんも、加西も奈那の姿を目の前にして泣き崩れている。 そして、そんな俺たちに真っ白な白衣を着た医者が声をかけた。 「岸田さんのご両親は、いらっしゃいますか?」 「わ、たし.....です...。」 おばさんが鼻をすすりながら、答えた。 「岸田さんの容態について説明させて頂きたいので、こちらへ付いてきてもらえますか?」 そう言って医者はすたすたと歩いていった。