「もしも、し...。」 『もしもし?増田くん?玲香、加西玲香だけど...。』 あ、加西か....。 その声を聞いた瞬間肩の力が抜けた。 でも、それは加西の言葉によってかき消された。 『奈那、どこにいるか知らない?駅前に待ち合わせだったのになかなか来ないの。もう、時間から30分経ってるの....。まだ寝てるのかな..。携帯も繋がらないし....。ねーもしもーし。聞こえてる?』 まさかと思った。 驚きすぎて声も出ない。