「だって増田くん見てる奈那、私と話してる奈那と全然違うんだもん。増田くんを見てる奈那は、恋する乙女って感じ?あー、奈那ってこいつのこと好きなんだなー。ってすぐ思った。」
「え...。」
私、そんなに顔に出てました?
「あと、校章交換はキャンプの夜。夜中目が覚めたら奈那まだ起きてて。幸せそうな笑顔で増田くんの校章眺めてるんだもん。で、次の学校で鞄に付けてたし。」
そっか....。
あの日の夜は、夢みたいで、幸せで全然寝れなかったんだ。
「でも、もっと早く言ってほしかったなー。」
そういって私を見て微笑む玲香。
