【短編】俺だけ見てろ~俺様エースの強引なキス~



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「ああ~、疲れた~」

私は大きく伸びをして、人目もはばからずに欠伸をする。

試合後の後片付けをして、欠かさずつけている日誌を書いて、やっと帰り。

校庭を横切って校門を目指す。

ふいに吹き抜けた風が頬を撫でる。

風が随分冷たくなってきた。

指先がかじかむ。

それに、昼間が短くなって空は暗くなりはじめていた。

早く帰らないとな。

「あっ」

でも、私はその時目を見開いて立ち止まった。

校門に寄りかかって、アイツが待っていたんだ。

「蓮、なんでいんの……?」